STORY
魅力を見つけ、伝わる形へ
魅力を見つけ、伝わる形へ


株式会社おおしま様との今回の仕事は、初めての展示会出展に向けたブースづくりから始まりました。
新たな事業への取り組みや、地域の生産者が手がける商品の魅力を、限られた展示スペースの中でどう伝えていくか。
まずは社長や常務とお話を重ねながら、「誰に、何を、どう届けるか」を一緒に考えるところからスタートしました。
展示会は、ただ商品を並べるだけの場所ではありません。
来場者の目に留まり、興味を持って立ち寄っていただき、そこから会話や商談につながっていく。
そんな流れを意識しながら、ブース全体の構成を考えていきました。
制作したのは、事業内容を伝えるタペストリーやバナースタンド、テーブルクロス、のぼり、スタッフTシャツなど。
さらに今回、ひとつの特徴となったのが、地域の生産者やおおしま様の社長・常務をモデルにした8体のオリジナルアクリルスタンドです。
商品だけでなく、つくり手の顔や人柄も伝えたい。
そんな想いから、商品展示と組み合わせ、来場者との会話が生まれるきっかけとなるよう工夫しました。
また、展示会後にも生産者や商品の情報を持ち帰っていただけるよう、ショップカードも制作しました。
一つひとつの制作物には、それぞれ役割があります。
大切にしたのは、見た目を整えることだけではなく、ブース全体でおおしま様の想いや事業の魅力が伝わることでした。
そして迎えた展示会本番。
今回は10月27日の搬入から、28日・29日の会期終了まで、3日間にわたって現場をご一緒しました。
実際に来場者がブースに立ち寄り、商品に興味を持ち、スタッフの皆さんと会話を交わしていく。
普段は制作物を納品して一区切りとなることも多い中で、今回はその先の現場まで、お客様と同じ時間を過ごすことができました。
展示会を終えたあと、社長やスタッフの皆さんから温かい言葉をいただけたことも、本当にうれしい出来事でした。
今回、改めて感じたのは、デザインや印刷物はあくまでもお客様の魅力を伝えるための手段だということ。
何もないところから一緒に考え、形にし、実際に使われる現場まで関わる。
そんな「ゼロからイチをつくる仕事」ができたことは、ロクジカデザインにとっても大きな自信につながりました。
株式会社おおしま様との3日間は、単なるブース装飾の仕事ではなく、お客様と一緒に挑戦し、つくり上げることの大切さを改めて実感させてもらった、忘れられない仕事のひとつです。