STORY
魅力を見つけ、伝わる形へ
サービスをつくるだけでは、使われない。
今回のご相談は、サービスエリア内の食堂で展開するLINEスタンプカード施策でした。
LINEに登録し、食券をスマートフォンで撮影することでスタンプが貯まり、一定数になると特典メニューを楽しめる仕組みです。
システムを構築されたのは、オートプロジェクト様。
ロクジカデザインでは、そのサービスを「どうすればお客様に知ってもらい、実際の登録・利用につなげられるか」という部分から、販促まわりのお手伝いをさせていただきました。
どれだけ便利な仕組みでも、存在を知らなければ使ってもらえません。
特にサービスエリアの食堂は、一般的な飲食店とは少し違います。
目的地へ向かう途中で立ち寄り、食事を選び、食券を購入し、食べたら次の目的地へ向かう。
限られた滞在時間の中で、どうやってサービスの存在に気づいてもらうか。
そこが今回の大きなポイントでした。
まずは「気づいてもらう」ことから
最初に取り組んだのが、店内での認知づくりです。
LINEスタンプカードの仕組みや登録方法、利用することでどんなメリットがあるのかを整理し、ポスターやPOPとして展開しました。
伝えたいことを全部詰め込むのではなく、
「何のサービスなのか」
「どうやって登録するのか」
「登録すると何があるのか」
が、短い時間でも理解できるように情報を整理しています。
入口、食券機周辺、テーブルなど、お客様が食堂内で自然に目にする場所を意識しながら、それぞれの場所に合わせて販促物を制作しました。
キャラクターを、アイキャッチに
さらに今回、もう一つ取り入れたのが、キャラクター「みちまるくん」を活用したアクリルスタンドです。
ポスターやPOPだけでは、たくさんの情報の中に埋もれてしまうことがあります。
そこで、食券を購入するときに自然と視界に入る食券機周辺に、みちまるくんのアクリルスタンドを設置。




というメッセージを持たせ、サービスへの入口となるアイキャッチとして活用しました。
キャラクターが入ることで、説明だけの販促物よりも親しみやすくなり、「これは何だろう?」と目を留めてもらうきっかけにもなります。
アクリルスタンドというと、グッズとして考えられることが多いのですが、今回は「売るためのもの」ではなく、「気づいてもらうための販促ツール」として活用しています。
点ではなく、導線として考える
今回制作したのは、ポスター、POP、卓上案内、アクリルスタンドなど複数のツールです。
ただ、それぞれを単体で考えたわけではありません。
店内でサービスの存在を知る。
↓
興味を持つ。
↓
登録方法を確認する。
↓
LINEに登録する。
↓
食券を撮影してスタンプを貯める。
↓
特典を楽しみ、次回の利用につなげる。
この一連の流れの中で、どの場所で、どんな情報を伝えるべきなのかを考えながら販促物を配置していきました。
デザインをすることが目的ではなく、その先にある「行動してもらうこと」まで考える。
これはロクジカデザインが、販促物を制作するときに大切にしている考え方の一つです。
仕組みを「使われる仕組み」に
今回のプロジェクトでは、システムを構築するオートプロジェクト様と連携しながら、ロクジカデザインが現場での「伝え方」を担当しました。
それぞれの得意分野を組み合わせることで、
システムをつくる。
↓
知ってもらう。
↓
使ってもらう。
↓
また利用してもらう。
という流れをつくっていく。
デジタルの仕組みと、リアルな売り場での販促。
一見すると別々のものですが、お客様にとってはすべて一つの体験です。
新しいサービスや便利な仕組みも、つくっただけではなかなか広がりません。
「どうやったら伝わるのか」
「どこで見せるのか」
「何をきっかけに行動してもらうのか」
そこまで一緒に考えることで、仕組みは初めて「使われる仕組み」になっていくのだと思います。
ロクジカデザインでは、印刷物やPOP、ノベルティなど、一つひとつの制作物だけではなく、その先の「どう伝えるか」「どう動いてもらうか」まで考えながら、これからもお客様の販促をお手伝いしていきます。